バイユーのタペストリー

世界の観光地名がわかる事典 「バイユーのタペストリー」の解説

バイユーのタペストリー【バイユーのタペストリー】

フランス北西部、ノルマンディー地方の都市カーン(Caen)のバイユー美術館に展示されている、縦50cm、横70mのタペストリー。このタペストリーにはノルマンディー公ギヨーム(のちのイングランド王ウィリアム1世)のイングランド遠征から、1066年のヘースティングスの戦いまでが描かれている。もとは、ノルマンディーのバイユー大聖堂に保管されていたが、現在はバイユー美術館が保管・展示している。このタペストリーは、ウィリアム1世の王妃マティルダが征服を記念して寄進したものとされたことから「王妃マティルダのタペストリー」とも呼ばれてきたが、近年の研究によりウィリアム1世の異父弟ウード司教がつくらせたものと考えられ始めている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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