ばち抜け(読み)バチヌケ

デジタル大辞泉 「ばち抜け」の意味・読み・例文・類語

ばち‐ぬけ【ばち抜け】

ゴカイ類が産卵のために泥底から一斉に抜け出て、海面に浮上すること。大潮の夜にみられる。→ばち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のばち抜けの言及

【イトメ】より

…このような生殖型個体をバチ,ウキコ,ヒル,エバまたは日本パロロと呼んでいるが,眼が著しく大きくなり,いぼ足も幅広くなって泳ぎやすい形に変形している。生殖型個体が泥の中より浮上することをバチ抜けと呼ぶが,このようなときは魚が飽食するので釣餌に集まらない。ボラ,セイゴ,ハゼ,アジ,キス,スズキ,クロダイなどの釣餌になる。…

※「ばち抜け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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