沙蚕(読み)ゴカイ

大辞林 第三版の解説

ごかい【沙蚕】

多毛類ゴカイ科の環形動物の総称。体長4~13センチメートルで細長く、多数の体節からなる。体の両側に剛毛が生える。背面・腹面の中央にそれぞれ一本の太い血管が走り、体壁を透かして赤い血流が見える。魚釣りの餌えさにする。各地の河口付近に多い。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

沙蚕 (ゴカイ)

学名:Neanthes japonica
動物。ゴカイ科の環形動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ごかい【沙蚕】

〘名〙
① ゴカイ科の環形動物の一種。日本各地の、淡水が流入する海岸の泥中や、田の溝の中にすむ。体長六~一二センチメートル。一見ミミズに似ているが、七〇~一三〇個の環節の両側には剛毛の生えている脚状の突起(いぼ足)が発達し、頭部には触手や四個の目がある。色は淡紅もしくは黄赤色で、体の前端背面黒みを帯びる。背面中央には縦に走る紅色の血管が体壁を通してみえる。雑食性で吻(ふん)の先端に鋭い一対のあごがあり、また多くの小顎片もみられる。冬季生殖腺が熟すと、大潮後の夜、水面を群泳しながら生殖を行なう。魚釣りのえさとして用いられる。むざむし。えむし。
雑俳柳多留‐三三(1806)「ごかひをかって一戒をやぶるなり」
② ゴカイ科に属するゴカイ、ウチワゴカイイソゴカイなどの総称。また、ゴカイ科に近縁のグループを含むこともある。

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