ばね座金(読み)バネザガネ

デジタル大辞泉 「ばね座金」の意味・読み・例文・類語

ばねざ‐がね【ばね座金】

座金一部が切れ、らせん状にねじれた形状をしたもの。ボルトが緩んだり、脱落したりすることを防止する効果がある。ばね座スプリングワッシャー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のばね座金の言及

【座金】より

…座金の使用目的としてはナットのゆるみ止めも重要であり,また締めつけられる物が材質的に高い圧力に耐えられない場合,締めつけ圧力を緩和する目的でも多用される。もっとも一般的なものは薄い平板状の平座金であるが,ゆるみ止め用としてはばね状のばね座金や,締結後一部を折り曲げて用いる舌つき座金やつめつき座金などがある。【北郷 薫】。…

【ばね】より

…(4)締結用 部品どうしを締結して外れないようにするために用いている特殊なばねをファスナーばねという。軸にはめた円筒が抜けるのを防ぐ止め輪やスプリングピン,また,ねじのゆるみ防止に使うばね座金などがある。われわれの身の回りにあるスナップもファスナーばねの一種である。…

※「ばね座金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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