日本大百科全書(ニッポニカ) 「バベルツアプ島」の意味・わかりやすい解説 バベルツアプ島ばべるつあぷとうBabelthuap 西太平洋、ミクロネシア西部、カロリン諸島西端にあるパラオ諸島中最大の島。別名パラオ島。パラオ共和国に属する。南北43キロメートル、東西13キロメートル、面積370平方キロメートル。人口2130(2003推計)。火山性の島で、全島森林に覆われ、肥沃(ひよく)で、果実、野菜の生産に適するほか、ボーキサイトの産出もある。スペイン領、ドイツ領時代を経て、第一次、第二次両世界大戦間は日本の委任統治領。当時は1万2000人の日本人と8000人の現地人がおり、南隣の小島コロールを政治の中心地とした。[大島襄二][参照項目] | コロール | パラオ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例