産出(読み)さんしゅつ

精選版 日本国語大辞典「産出」の解説

さん‐しゅつ【産出】

〘名〙
① 物品をうみ出すこと。また、産物がとれたり、産物を作り出したりすること。生産。
※報恩録(1474)上「此の沙彌は不受戒て、産出ので、我国晏然居たぞ」
※寧馨児(1894)〈石橋思案〉「ごるこんだの金剛石を産出(サンシュツ)する鉱山を巡視せん特許を得んことを請ひしに」
② まわりから影響を及ぼして、ある状態やある性質のものを作り出すこと。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉附録「日毎に醜行汚俗を産出するバチルスの化身」

うみ‐いだ・す【産出】

〘他サ四〙 =うみだす(産出)
※宇津保(970‐999頃)内侍督「みめかたちよりも、〈〉うみいだしたる子などを見るにいと世の常ならず見え給ふ人なれば」

うみ‐い・ず ‥いづ【産出】

〘他ダ下二〙 =うみだす(産出)
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「まろを幸ひなくうみいで、ものを思はせ給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「産出」の解説

さん‐しゅつ【産出】

[名](スル)
物資を生産すること。また、物資がとれること。「絹織物を産出する」「石油産出国」
環境などが影響を及ぼして、ある種のものや状態をうみ出すこと。
「平凡なる社会が常に―し得る人物」〈独歩・非凡なる凡人〉
[類語]生産原産産する量産多産増産減産再生産

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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