バンビテッリの水道橋(読み)バンビテッリノスイドウキョウ

デジタル大辞泉 「バンビテッリの水道橋」の意味・読み・例文・類語

バンビテッリ‐の‐すいどうきょう〔‐スイダウケウ〕【バンビテッリの水道橋】

Acquedotto di Vanvitelli》イタリア南部、カンパニア州の都市カゼルタにある水道橋。18世紀にブルボン王朝のカルロ3世とその息子フェルディナンドが建てたカゼルタ宮殿と、産業都市のサンレウチョに水を送るため、建築家ルイジ=バンビテッリにより建造。全長38キロメートルにおよび、その大半地中に埋設されている。1997年、「カゼルタの18世紀の王宮と公園、バンビテッリの水道橋とサンレウチョ邸宅群」として世界遺産(文化遺産)に登録された。カロリーノの水道橋。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android