王宮(読み)オウキュウ

デジタル大辞泉 「王宮」の意味・読み・例文・類語

おう‐きゅう〔ワウ‐〕【王宮】

王の住む宮殿
[類語]御殿皇居御所宮城宮中内裏宮殿宮廷離宮禁中禁裏畏き辺り王城大内山雲上雲の上九重ここのえ行宮あんぐう

おう‐ぐう〔ワウ‐〕【王宮】

おうきゅう(王宮)」に同じ。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「王宮」の意味・読み・例文・類語

おう‐ぐうワウ‥【王宮】

  1. 〘 名詞 〙おうきゅう(王宮)
    1. [初出の実例]「一切衆生の願を叶へむが為に王宮を出て利生の道に入れり」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)
    2. 「御歳十九にて二月上八の夜半に王宮(グウ)を遁れ出、六年難行して雪山に身を捨て」(出典太平記(14C後)一八)

おう‐きゅうワウ‥【王宮】

  1. 〘 名詞 〙 王の宮殿。おうぐう
    1. [初出の実例]「首里の王宮(ワウキウ)へ参りて、真鶴忠孝を詳に聞えあげ」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐荘公三〇年〕

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