カゼルタ宮殿(読み)カゼルタキュウデン

デジタル大辞泉 「カゼルタ宮殿」の意味・読み・例文・類語

カゼルタ‐きゅうでん【カゼルタ宮殿】

reggia di Casertaナポリの北約30キロメートルのカゼルタにある宮殿。18世紀半ばにブルボン王朝のカルロ3世が、建築家ルイジ=バンビテッリに命じて造営させた。宮殿は1200の部屋と34の階段をもち、背後には120万平方メートルにおよぶ庭園が広がっている。バンビテッリの水道橋も有名。1997年「カゼルタの18世紀の王宮公園、バンビテッリの水道橋とサンレウチョ邸宅群」として世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 離宮

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android