日本大百科全書(ニッポニカ) 「パナジー」の意味・わかりやすい解説 パナジーぱなじーPanaji インド南部、ムンバイ(ボンベイ)の南方約400キロメートルのアラビア海に臨む都市。パンジムPanjim、ノバ・ゴアNova Goaともいう。旧ポルトガル領で、1962年中央政府直轄地区として編入され、87年州に昇格したゴアの州都である。人口5万8785、周辺部を含めた人口9万8915(2001)。古くから農産物、海産物を移出してきたが、石油の輸入港としても発展している。都市景観、生活様式もラテン文化の影響が強く、風光明媚(めいび)な保養地で、国際会議も開催される。コンカーニ語が話される。ムンバイとの間に定期連絡船が就航する。[米田 巌] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例