パレンツォーナ石榴石(読み)パレンツォーナざくろいし

最新 地学事典 「パレンツォーナ石榴石」の解説

パレンツォーナざくろいし
パレンツォーナ石榴石

palenzonaite

化学組成の鉱物。ざくろ石上族,ベルゼリウスざくろ石族。立方晶系,空間群Ia3d,格子定数a1.2534nm,単位格子中8分子含む。12面体結晶,粒状。ダイヤモンド〜樹脂光沢。劈開なし。硬度5〜5.5。比重3.63。暗赤,褐赤色,条痕褐赤色。マンガンベルゼリウスざくろ石のAsをVで置換したものに相当。光学的等方性,屈折率n1.965。変成マンガン鉱床中に産し,日本では鹿児島県大和鉱山から産出。原産地はイタリアのモリネッロ・マンガン鉱山で,この鉱物を採集したジェノヴァ大学の化学教授でアマチュア鉱物学者でもあるAndrea Palenzonaにちなむ。

執筆者:

参照項目:石榴石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む