パールガート(その他表記)Pālghāt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パールガート」の意味・わかりやすい解説

パールガート
Pālghāt

インド南西部,ケララ州中東部の町。パールガート県の行政庁所在地。ウェスタンガーツ山脈を越えてデカン高原にいたるパールガート谷に位置する交通の要地。古くからの砦があり,1757年からマイソール藩王国のハイダル・アリが領有していたが,イギリス軍との争奪ののち,90年最終的にイギリス支配下となった。ナイフ,錠前,タイルマッチなどの生産で古くから知られ,繊維製品,油,豆類,タバコなどの取引が盛ん。人口 12万 2964 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android