ひちくる

精選版 日本国語大辞典 「ひちくる」の意味・読み・例文・類語

ひちく・る

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「ひぢくる」か )
  2. 数種のものを混ぜて、練り合わせる。調合する。特に、種々の香を蜜にひたす意ともいう。
    1. [初出の実例]「野老(ところ)・合せ薫(たきもの)(あまづら)にひちくりて」(出典今昔物語集(1120頃か)三〇)
  3. ひねくり回す。こねくる。
    1. [初出の実例]「其刀の欛にひしと取付たりければ、〈略〉否不抜得して、ひちくりけるに」(出典:今昔物語集(1120頃か)二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む