( 1 )ヤマイモによく似た野生植物で食用になり、「風土記」にも「萆薢」として見られる。古くはトコロヅラといい、中古にトコロと呼ばれるようになった。
( 2 )「野老」と書くのは、その髭根を老人の髭に見立てたからで、海老にたいして野老、ノノオキナとも呼ばれた。この芋がきわめて長いので長命を連想させ、毎年掘り出す普通の芋に対し長く土中においておくほど大きくなるところから、年をとるほど栄える縁起物とされる。
舜欽〔滄浪亭記〕觴(しやう)して
歌し、踞(きよ)して仰嘯(かうせう)す。野老至らず、魚鳥共に樂しむ。形骸
に
すれば、則ち
(こころ)煩(わづら)はされず。字通「野」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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