普及版 字通 の解説
13画
(異体字)
20画
[字訓] かるい・すばやい・つよい
[説文解字]
[字形] 形声
正字はに作り、(ひよう)声。〔説文〕八上に「輕きなり」という。は屍(しかばね)を焚(や)く形。その火勢が強く、風を伴って軽挙することから、軽く疾(はや)い意を生ずる。またそれより勇・悍の意に用いる。票声の字に、その声義をとるものが多い。
[訓義]
1. かるい、かるくうきあがる。
2. はやい、すばやい、たちまち。
3. つよい、いさましい、はげしい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カロシ・ナメシ・ウカブ/狡 ―トトトキモノ
[語系]
・票・嫖・剽phiは同声。みな敏捷・強悍の意がある。piも声義近く、通用することがある。
[熟語]
悍▶・▶・急▶・軽▶・佼▶・▶・突▶・勇▶
[下接語]
軽
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報