ビバリーニ家(読み)ビバリーニけ

改訂新版 世界大百科事典 「ビバリーニ家」の意味・わかりやすい解説

ビバリーニ家 (ビバリーニけ)

15世紀ベネチアの画家一族。アントニオAntonio Vivarini(1415ころ-76か84),その弟バルトロメオBartolomeo V.(1432ころ-91ころ),アントニオの息子アルビーゼAlvise V.(1446ころ-1503か05)からなる。アントニオはドイツ出身の画家ジョバンニ・ダレマーニャGiovanni d'Alemagnaと協同で,ゴシック,ビザンティン,ルネサンスそれぞれの様式の混在する《聖母戴冠》(1444,ベネチア,サン・パンタレオーネ教会)を制作。ジョバンニが1450年ころ没してからは,アントニオはバルトロメオと協同で制作し,現存作品についても2人いずれの作と断定しがたい場合が多い。アルビーゼもまた,父,叔父と密接な関係を保って制作した。この一族の作品には時代を追って,ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ,マンテーニャ,ジョバンニ・ベリーニ等の影響がみられる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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