ピボット軸受(読み)ピボットじくうけ

百科事典マイペディア 「ピボット軸受」の意味・わかりやすい解説

ピボット軸受【ピボットじくうけ】

円錐形先端にわずかに丸みをつけた軸端(ピボット)を,同様の形の凹面で受ける軸受。小型で低荷重の場合に適し,時計,計器などに広く使われる。高炭素鋼,クロム鋼などかたい材料で作り,宝石を用いた宝石軸受もある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のピボット軸受の言及

【ピボット】より

…先が円錐形に細まり,先端が小さな球面に仕上げられた回転軸。ピボットを球面状の凹みで受けるようにした軸受をピボット軸受pivot bearingという。摩擦の小さいのが特徴で,主として計器などに用いられる。…

※「ピボット軸受」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む