日本大百科全書(ニッポニカ) 「ピボット」の意味・わかりやすい解説 ピボットぴぼっとpivot 先端が円錐(えんすい)形をしている軸。円錐形の凹面をもつピボット軸受で支える。軸方向の荷重を受けると同時に、横方向の荷重も受ける。主として計測器あるいは時計などのように、軽荷重を受ける軸として使用されている。軸受の材料としてはルビー、サファイア、めのうなどが使われる。この軸は回転中騒音発生が少なく、摩擦も小さい。また小型にもできる長所がある。[中山秀太郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例