現代外国人名録2016 「ファイルーズ」の解説
ファイルーズ
Fairouz
- 職業・肩書
- 歌手
- 国籍
- レバノン
- 生年月日
- 1935年11月21日
- 出生地
- ジャバル・アル・アルズ
- 本名
- ハッタード,ヌハード〈Haddad,Nouhad〉
- 経歴
- 1949年14歳の時、ラジオ局の専属歌手としてデビュー。作曲家のラハバーニ兄弟とタッグを組み、シャンソンやアメリカン・ポップスの要素を取り入れた斬新なアラブ歌謡を発表し、人気を得る。’54年ラハバーニ兄弟の兄アーシーと結婚し、’56年息子のジアードを出産。’79年に離婚後は、息子のジアードがプロデュースを手掛け、’87年にリリースした「愛しきベイルート」はジャズやボサノバ、欧米のポップスなどを取り入れた新しいスタイルで、不朽の名作として知られる。レバノン内戦時(’75〜90年)には国内にとどまって平和を訴えた。アラブ圏を代表する歌姫として活動を続け、2011年アルバム「Eh Fi Amal:望み」をリリース。芸名“ファイルーズ”はアラビア語でトルコ石の意味。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報