フォンリヒター反応(読み)フォンリヒターハンノウ

化学辞典 第2版 「フォンリヒター反応」の解説

フォンリヒター反応
フォンリヒターハンノウ
von Richter reaction

芳香族ニトロ化合物を,シアン化アルカリのエタノール溶液とともに加熱することにより,ニトロ基のオルト位にカルボキシル基が導入され,同時にニトロ基の脱離が起こる反応

たとえば,p-クロロニトロベンゼンm-クロロ安息香酸を,m-クロロニトロベンゼンはo-クロロ置換体とp-クロロ置換体の混合物を生成する.オルト位が置換されたニトロベンゼンでは反応が起こらない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む