フギンとムニン(その他表記)Huginn and Muninn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フギンとムニン」の意味・わかりやすい解説

フギンとムニン
Huginn and Muninn

北欧神話に登場する2羽のからす。フギンの名は思考,ムニンの名は記憶を意味する。ともにオーディンに属し,日ごと世界中を飛び回っては食事時刻バルハラに戻って,エインヘルヤル宴会の席に着いているオーディンの肩に止り,彼の耳に見聞きしてきたことを告げるとされ,このことのゆえにオーディンは,烏神ともあだ名された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む