フランソワ・ポールジュルヌ(英語表記)François-Paul Journe

現代外国人名録2016 の解説

フランソワ・ポール ジュルヌ
François-Paul Journe

職業・肩書
時計師 F.P.ジュルヌ創業者

国籍
フランス

出生地
マルセイユ

経歴
14歳でマルセイユの時計学校に入学。パリの時計学校に進んだ後、叔父の工房で18世紀の複雑な時計を修復、研鑚を積んだ。20歳で単身「トゥールビヨン」懐中時計の製造に挑み、5年を費やして同作を完成させる。その後、ヨーロッパの一流時計宝飾ブランドの開発を依頼されるようになり、1999年自身の名を冠したブランド、F.P.ジュルヌを発表。ジュネーブでマニファクチュール(完全自社一貫製造)のF.P.ジュルヌを経営。同社の時計の文字盤には「Invenit et Fecit」(発明し、製作したの意味)とラテン語で刻まれている。世界の主要都市に店舗を持ち、東京・南青山にあるF.P.ジュルヌ東京ブティックは同社直営店の第1号店。2011年の東日本大震災後、複雑時計「サンティグラフ・スポーツ」の第1作目を香港オークションに出品し、落札額約3000万円を被災地に寄付した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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