20世紀西洋人名事典 「フランツダーレム」の解説
フランツ ダーレム
Franz Dahlem
1892 - ?
社会主義青年運動闘士。
SED幹部部門議長。
ロレーヌ生まれ。
社会主義青年運動闘士となり、1913年SPDに入党する。その後、KPDに入党し、’28年KPD中央委員会委員となり、ドイツ国会共産党議員に当選し、35年コミンテルン第7回大会でECCI委員候補となる。共和国敗北時、フランスに亡命するがフランス官憲によりベエハネ収容所に拘禁され、’42年ゲシュタポに渡され強制収容所に監禁される。’46年政治局員となり、SEDの幹部部門議長となるが’53年幹部部門から解任される。’56年反スターリン化で名誉が回復され’57年党中央委員会に復帰するが要職には戻れなかった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報