最新 地学事典 の解説
フレデフォートしょうとつクレーター
フレデフォート衝突クレーター
Fredefort impact crater
南アフリカ,カプバールクラトンの中心部にできた,20.23億年前の世界で2番目に古い隕石衝突クレーター。フレデフォートドームと呼ばれる直径70kmの丸い地形は,衝突後にできたリサージェントドーム(衝突地点での跳ね返りで高くなる)であり,元々の直径は300kmの多重リング構造と推定される。衝突以前の25億年前のWitwatersrand堆積盆は変形し,現在丸く露出している。ドームの周辺部にはシャッターコーンや衝撃メルト岩,花崗岩が割れてできたシュードタキライトなど,衝撃に伴う組織・岩石が顕著に残っている。
執筆者:清川 昌一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

