最新 地学事典 「フローティングゾーン法」の解説
フローティング・ゾーンほう
フローティングゾーン法
floating zone method
結晶育成技術の一つ。FZ法,浮遊帯溶融法とも。原料となる多結晶焼結棒を垂直に設置し,軸を中心に回転させながら高周波誘導,もしくはハロゲンランプからの光を回転楕円体ミラーによって部分的に集中加熱し,種結晶となる下部の単結晶との間に溶融部を作り全体を下方に移動させ,融液部を冷却して単結晶を得る方法。ルツボを必要としないため,高融点物質,高純度化学物質等の結晶化に最適.半導体Si,熱電子放射材料LaB6,電界放射陰極材TiC等の育成に使用。
執筆者:山田 裕久
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

