ブラティアヌ家(読み)ブラティアヌけ(その他表記)Brǎtianu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラティアヌ家」の意味・わかりやすい解説

ブラティアヌ家
ブラティアヌけ
Brǎtianu

ルーマニアの近・現代史に重要な役割を果した自由党の指導者一家。
(1) イオン  Ion   1821.6.2. ピレシュチ~1891.5.16. フロリカ 
1848年革命参加後パリに亡命。 68,76~88年に首相となった。
(2) ヨネル  Ionel   1864.8.20. フロリカ~1927.11.24. ブカレスト 
イオンの長男。 1909~11,14~18,22~26年首相をつとめ,親仏政策を推進。
(3) コンスタンティン  Constantin   1866.1.13. フロリカ~1952? 
イオンの次男。ディヌとも呼ばれた。 33~34年蔵相,34~37年自由党党首となり,44年8月のクーデター計画に参加,サナテスク内閣に加わったが,共産党の支配権確立とともに拘禁された。
(4) ビンティラ  Vintilǎ   1867.9.28. フロリカ~1930.12.22. ミハエシュチ 
イオンの3男。 22~26年蔵相,27~28年首相となり,長兄の死後自由党党首をつとめた。

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