ぶら提灯(読み)ブラヂョウチン

デジタル大辞泉 「ぶら提灯」の意味・読み・例文・類語

ぶら‐ぢょうちん〔‐ヂヤウチン〕【ぶら灯】

《「ぶらちょうちん」とも》まっすぐな柄の先につけてぶら下げるようにした提灯。ぶら。

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精選版 日本国語大辞典 「ぶら提灯」の意味・読み・例文・類語

ぶら‐ちょうちん‥チャウチン【ぶら提灯】

  1. ぶら提灯〈東京風俗志〉
    ぶら提灯〈東京風俗志〉
  2. 〘 名詞 〙 ( 「ぶらぢょうちん」とも ) 弓張(ゆみはり)提灯などに対して、普通携行する柄がついていてぶらさげる提灯。ぶらりちょうちん。ぶら。〔滑稽本・仁勢物語通補抄(1784)〕

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世界大百科事典(旧版)内のぶら提灯の言及

【提灯】より

…小田原提灯も箱提灯と同様に作られたが,これは小型で軽便なのでもっぱら旅行用とされた。ぶら提灯は球形や棗形のもので,これを棒の先端にぶらさげて持ち歩いたのでこの名がある。一般庶民にひろく使用されたが,武士が馬上に用いた馬乗(馬上)提灯はその上製品である。…

※「ぶら提灯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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