ブルージーンズ

デジタル大辞泉 「ブルージーンズ」の意味・読み・例文・類語

ブルー‐ジーンズ(blue jeans)

あい染めした経綾たてあや綿布(ジーン)と、それでできた衣服総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ブルージーンズ」の意味・読み・例文・類語

ブルー‐ジーンズ

  1. 〘 名詞 〙 ( [アメリカ] blue jeans )[ 異表記 ] ブルージーン 藍染めした経綾(たてあや)の丈夫な綿織物(ジーン)で作ったズボン。元来はアメリカの農民や牧童たちの作業着ジーンズジーパン。〔地図の中の顔(1959)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のブルージーンズの言及

【ジーンズ】より

…中世にファスティアンと呼ばれる丈夫で目のつまった綿布が労働着などに用いられていたが,ジーンズはその一種で,イタリアのジェノバからイギリス,フランスにもたらされたのでジャニュアjanua(genoa)と呼ばれ,しだいにジーンズと呼ばれるようになった。カーペット,靴下,胴衣などに使用され,白やオリーブ色,またインジゴで染めたブルー・ジーンズがあった。ブルー・ジーンズは1850年ころ,カリフォルニアに金鉱探しにやってきたリーバイ・ストラウスがテントを染めて作業衣を作り,性,年齢,身分をこえた衣服として広めたといわれる。…

【ズボン】より

…かつては禁令の対象ともなった女性のズボンも,第1次世界大戦ころに制服としてとり上げられて以来広まっていった。1960年代のブルー・ジーンズの流行は,オート・クチュールによるパンタロン・スタイルの発表とあいまって女性のパンタロンの着用を容易にした。日本でも,戦後の洋装の一般化に伴い,さまざまの流行のスタイルを生み出しながらあらゆる層に普及し定着した。…

※「ブルージーンズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android