ブルーチップ(読み)ぶるーちっぷ

デジタル大辞泉 「ブルーチップ」の意味・読み・例文・類語

ブルー‐チップ(blue chip)

優良株。収益力があり、財務内容も良好な会社株式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ブルーチップ」の解説

ブルーチップ

アメリカで「優良株」のことをいう。収益性、成長性に優れているだけではなく、財務的基盤も盤石とした企業を指す。語源は、カジノポーカーで最高額のチップ青色だったからとの説や、あるいは牛の品評会で優良の査定を受けた牛が、青い布片を付けられたからなどの説がある。日本でも超優良株のことをブルーチップと呼ぶ。また、このブルーチップをまねて、中国の政府機関や地方政府などの傘下にある香港企業のことを「レッドチップ」と呼ぶ。

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知恵蔵 「ブルーチップ」の解説

ブルーチップ

収益性、成長性、財務安定性などを兼ね備えた優良企業の株式。米国株式市場で使われる呼称だが、日本を含め他の市場でも優良企業の株式をブルーチップと呼ぶことがある。ダウ工業株30種平均などに採用されているなどの条件があるわけではなく、あくまで優良で客観的に高い評価を得ている一部銘柄に限られる。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2008年)

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会計用語キーワード辞典 「ブルーチップ」の解説

ブルーチップ

もともとアメリカの株式市場で使われていた言葉で、優良企業のことをさします。ポーカーで最高額のチップが青色だったことから、株式市場で最高に価値のある株のことをブルーチップと呼ぶようになったという説が有力です。

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