プサムティク2世(読み)プサムティクにせい(その他表記)Psamtik II; Psammetichos II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プサムティク2世」の意味・わかりやすい解説

プサムティク2世
プサムティクにせい
Psamtik II; Psammetichos II

古代エジプト第 26王朝4代目の王 (在位前 595~589) 。ギリシア名プサムメティコス2世。隣国クシュに対し大規模な侵攻作戦を展開,多大の損害を与え,ナイル川の第5急流近くのコルコス付近まで達したらしい。このときにギリシア人傭兵の残した古代ギリシア語碑文がアブ・シンベルで発見された。パレスチナとは平和を保ち,前 591年フェニキアを訪れている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む