展開(読み)テンカイ

  • development

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

圧縮ソフトウェアでサイズを小さくしたファイルを、元の状態に戻すこと。解凍伸張とも呼ばれる。通常、自己展開型の圧縮ファイルは、ダブルクリックで展開できる。それ以外の圧縮ファイルは、圧縮に使われている圧縮形式に対応した展開ソフトウェアを使用して復元する。

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デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
広くひろげること。また、広くひろがること。「眼下に展開する平野」
物事をくりひろげること。「大論争を展開する」「華麗なる演技が展開される」
次の段階に進めること。また、次の段階に進むこと。「行き詰まった交渉の展開をはかる」「事件は意外な方向に展開した」
密集していたものを散開させること。また、散開すること。「グラウンドいっぱいに展開して攻撃する」
数学で、単項式多項式、または二つ以上の多項式のの形を、一つの多項式の形に表すこと。例えば、abc)をabacとしたり、(xa)(xb)をx2+(abxabとしたりすること。
立体の面を、長さ・角度などを変えずに平面上に移すこと。多面体などを切り開いて平面上に広げること。
解凍2

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百科事典マイペディアの解説

(1)多項式と単項式または多項式との積を,単項式のとして表すこと。たとえば(a+b)2を展開すればa2+2ab+b2となる。一般には関数fを与えられた一組の関数f1,f2,…,f(/n)の一次結合(無限級数になってもよい)としてf=c1f1+c2f2+…+c(/n)f(/n)の形に表すこと。(2)多面体は適当な辺に沿って切り開くと一平面上に広げられる。これを展開といい,得られた平面図形を展開図という。曲面のうち,柱面・錐面・接線曲面(線織面)は平面上に伸縮なく展開でき,これを展開曲面または可展面という。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロマトグラフィーにおいて,溶媒の移動に伴って各成分が分離されること。たとえば,薄層クロマトグラフィー原点に付着させた試料混合物が溶媒の上昇に伴って各成分に分れて別々のスポットをつくって移動し,さらに溶媒を流し続ければ,各成分がよく分離する。この溶媒の移動に伴う各成分の分離を展開という。
(1) expansion 数学で,関数をべき級数など,よく知られた関数の級数で表わすことをいう。 (2) development 立体を切断して平面上に広げることを展開という。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① のべひろげること。また、のべひろげられること。
※植物小学(1881)〈松村任三訳〉一〇「芥(からしな) 同上 蕚開花の日に当りて展開す」
※塔(1946)〈福永武彦〉「遙かに曠野が展開し」
② くりひろげられること。ひろげてことが行なわれること。
※藤十郎の恋(1919)〈菊池寛〉三「一歩深く人の心の裡に踏み入った世界が、舞台の上に展開されて来る」
③ 視界がひろがること。眼前に一面にひろがりあらわれること。
※南郭先生文集‐三編(1745)一・画龍引「展開咫尺大雲垂、天門嘘雨墨淋漓」
※帰郷(1948)〈大仏次郎〉異邦人「まるで予期したものとは違ふものが、一度に目の前に全貌を展開する」
④ 発展すること。向上させること。敷衍(ふえん)すること。
※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一「自殺を一歩展開して他殺にしてもよろしい」
⑤ 密集部隊が散開隊形になること。隊伍がある間隔をもって開くこと。散開。〔五国対照兵語字書(1881)〕
⑥ 数学でいう。
(イ) 多項式と多項式、または単項式と多項式の積の形の式を、乗法の演算を行なって単項式の代数和の形にすること。
(ロ) 立体の表面に適当に切れ目を入れて、一平面上にひろげること。
⑦ クロマトグラフィーで、溶媒やガスを用い、吸着させた混合物を分離させる操作。

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