プラノゾル(その他表記)planosol

岩石学辞典 「プラノゾル」の解説

プラノゾル

溶脱したA層位で,下部のB層位の粘土含有量が高く,粘土盤層(claypan)を作る特徴のある間帯性土壌(intrazonal soils).プラノゾルはポドゾルチェルノゼムと類似した気候範囲で,地表が平らか窪んで排水不良の所に形成される[U. S. Dept. Agriculture : 1938, Ollier : 1969].プラノゾルは固結化,緻密化または高い粘土含有量をもつ層位が明らかに断面内に確認される間帯性の大土壌群一種[木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android