プラヤ粘土(読み)プラヤねんど(その他表記)playa clay

岩石学辞典 「プラヤ粘土」の解説

プラヤ粘土

短期間で干上がるプラヤ湖の底に残った粘土堆積物[Walther : 1912].プラヤとは砂漠地帯など内陸の盆地状の乾燥地域において,細粒物質からなる無植生の平坦部をいう.プラヤには排水路がなく雨期になると雨水が集中して浅い湖を形成し,水が干上がった後に塩類の沈澱物を残す乾燥平野である[片山ほか : 1970].playaはスペイン語の岸の意味に由来し,主に北米で使われる語.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android