最新 地学事典 「プレイリー層」の解説
プレイリーそう
プレイリー層
Prairie Formation
北米,メキシコ湾北西岸のルイジアナ州に分布する,ウィスコンシン氷期中期の亜間氷期の三角州成層。H.N.Fisk(1938)命名。この地域では,メキシコ湾側に傾動する基盤の上に,第四紀の氷河性海面変動に対応して地層の生成および谷形成が繰り返された。その結果,これらの地層は内陸部では河岸段丘を構成し,海岸低地下では厚く発達している。プレイリー層はサンガモン間氷期のモントゴメリー層の侵食面の上に砂礫をもって始まり,上方ヘシルト・粘土となってプレイリー三角州面を構成する。厚さは100m以下,3.5万年以前。この面がウィスコンシン極相期の海面低下によって深くうがたれ,その後の海面上昇で埋積されて現ミシシッピ三角州ができた。
執筆者:成瀬 洋
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

