砂礫(読み)サレキ

デジタル大辞泉 「砂礫」の意味・読み・例文・類語

さ‐れき【砂×礫】

砂と小石。しゃれき。
[補説]地質学では粒径が2~16分の1ミリメートルのものを砂、2ミリメートル以上のものを礫と呼ぶ。16分の1以下のものはシルトという。

しゃ‐れき【砂×礫】

されき(砂礫)

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精選版 日本国語大辞典 「砂礫」の意味・読み・例文・類語

さ‐れき【砂礫・沙礫】

  1. 〘 名詞 〙 砂と小石。つぶて。しゃれき。
    1. [初出の実例]「麗水之金、投沙礫中」(出典:菅丞相往来(鎌倉室町か)正月)
    2. [その他の文献]〔漢書‐霍去病伝〕

しゃ‐れき【砂礫】

  1. 〘 名詞 〙 砂と小石。されき。
    1. [初出の実例]「此の所は磽石砂礫(シャレキ)の広磧なり」(出典:亜非利加内地三十五日間空中旅行(1883‐84)〈井上勤訳〉五)

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普及版 字通 「砂礫」の読み・字形・画数・意味

【砂礫】されき

砂と小石。〔顔氏家訓文章〕今世の士~志、千載を凌(しの)ぐ。自ら吟じ自ら賞し、傍人るを覺えず。加ふるに砂礫を以て傷(やぶ)る(そしりを加えること)、矛戟(ぼうげき)よりも慘(いた)まし。

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