プーシャン(その他表記)Pūṣan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プーシャン」の意味・わかりやすい解説

プーシャン
Pūṣan

インド神話の神。『リグ・ベーダ』に歌われる太陽神太陽の養育作用を神格化したもの。主として牧畜の神,道祖神としてたたえられる。髻髪 (けいはつ) を戴き,かゆを主食とし,やぎが引く車に乗るなど,ほかの神々と異なった特性を示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android