主食(読み)しゅしょく

世界大百科事典 第2版の解説

日常の食事の主体となる食物。副食の対概念。先進国,発展途上国のいかんを問わず,その国で,あるいは同一国のある地域で,自然にあるいは栽培して生産される安くて,最もうまい,カロリーの高い(貯蔵性があるのが,より好ましい)デンプン質に富む食料(ただし,生肉摂取中心のカナダ・エスキモーの場合は除く)が,世界的にみて主食となっている。コムギオオムギトウモロコシエンバクライムギなどの禾穀(かこく)類が主食となっている国々や地域(主として,南北アメリカ,ヨーロッパ,中国)が多く,イネが主食となっている国々や地域(主として東南アジア)も少なくない。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 日常の食事の中心になる食物。日本では米、麦、パン、麺(めん)類などをさす。⇔副食
※女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉八「主食は勿論米ではあるが」

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世界大百科事典内の主食の言及

【食品】より

…油脂類,脂肪の多い食品類。
[食習慣による分類]
 主食,副食,間食,嗜好食(コーヒーやチューインガムなど)に分類される。主食はエネルギーを供給するために重要で,日本では摂取エネルギーの25%を米から得ている。…

※「主食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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