へうげもの(読み)ひょうげもの

知恵蔵mini 「へうげもの」の解説

へうげもの

山田芳裕による歴史マンガ。タイトルの「へうげもの」(読みは「ひょうげもの」)は「ひょうきん者」「おどけたことを言う人」の意。安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将で、茶の湯の世界に魅せられた古田織部(名は重然、通称左介)の型破りな生涯をユーモラスに描く。2005年に週刊モーニング」(講談社)で連載が開始され、17年に第273話で完結した。同年12月時点で単行本は24巻まで刊行されている。09年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を、10年に第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。11年にはNHK BSプレミアムにてテレビアニメ化されている。

(2017-12-5)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「へうげもの」の解説

へうげもの

①山田芳裕による漫画作品。戦国武将・古田織部の数寄者道を追求する姿を描く。『モーニング』2005年から2017年まで連載。講談社モーニングKC全25巻。第13回(2009年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞、第14回(2010年)手塚治虫文化賞 マンガ大賞受賞。
②①を原作とする日本のテレビアニメ。放映はNHK(2011年4月~2012年1月)。制作:ビィートレイン。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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