ヘルムシュテット(その他表記)Helmstedt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘルムシュテット」の意味・わかりやすい解説

ヘルムシュテット
Helmstedt

ドイツ北西部,ニーダーザクセン州の都市。ブラウンシュワイクの東約 40km,ザクセンアンハルト州との州境近くに位置する。9世紀頃興り,1050年には都市権を得た。 1426年ハンザ同盟に加盟。 1576年ブラウンシュワイク公が大学を設置,17世紀には同大学がプロテスタント教学の中心地の一つとなった。付近褐炭 (露天掘り) を産するほか機械工業などが行われる。 13世紀のシュテファン聖堂,16世紀末の旧大学,9世紀創設の修道院などの歴史的建築物がある。 1949~90年,ここを通るアウトバーンは,旧東ドイツ方面への数少い交通路として重要であった。人口2万 7034 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む