ベイジアンフィルター(その他表記)Bayesian filter

デジタル大辞泉 「ベイジアンフィルター」の意味・読み・例文・類語

ベイジアン‐フィルター(Bayesian filter)

ベイズ推定という確率論手法を用いた解析学習に基づき、対象となるデータを分類する手法。電子メールソフトで迷惑メール判別に用いられる。ベイズフィルター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ベイジアンフィルター」の解説

ベイジアン・フィルター

英国の数学者トーマス・ベイズによって発表された確率論「ベイズ理論」のアルゴリズムを利用した、学習するフィルター機能。主にスパム(迷惑メール)フィルターに利用されている。ベイジアン・フィルターでは、ユーザーが迷惑メールだと判断する基準を自動的に学習し、類似の迷惑メールを自動的に分類する。判定を間違えた場合はユーザーが修正することで再学習し、使えば使うほどにフィルターの精度が高くなるのが特徴多くの電子メールソフトやメールサーバーのスパム・フィルターとして採用されている。

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