改訂新版 世界大百科事典 「ベージャ」の意味・わかりやすい解説 ベージャBeja ポルトガル南部,バイショ・アレンテージョ地方の南東部を占める同名県の主都。人口1万9682(1981)。ローマ時代すでにパクス・ユリアPax Juliaとして知られる。8世紀初頭イスラム教徒の支配下に入るが,1162年ポルトガル人により奪回された。以来,同地方の政治・経済の中心地で,農産物,家畜の取引が同市の主要な経済活動となった。旧市内には城(14世紀),コンセイサン修道院(15世紀)など,歴史的建造物が多い。執筆者:彌永 史郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by