現代外国人名録2016 「ペーターグリュンベルク」の解説
ペーター グリュンベルク
Peter Grünberg
- 職業・肩書
- 物理学者 ユーリヒ固体物理研究所教授
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1939年5月18日
- 出生地
- チェコスロバキア・プルゼニ(チェコ)
- 学歴
- ダルムシュタット工科大学
- 学位
- 博士号(ダルムシュタット工科大学)〔1969年〕
- 受賞
- ノーベル物理学賞〔2007年〕,ウルフ物理学賞〔2007年〕,日本国際賞〔2007年〕「基礎研究が発信する革新的デバイス」
- 経歴
- ドイツ統治下のチェコで生まれ、ドイツで育つ。1972年よりユーリヒ固体物理研究所教授。’88年クロムを鉄で挟んだ3層の物質が室温でも1%程度の巨大磁気抵抗効果(GMR)を示すことを確認した。2007年「GMRの発見」により仏パリ南大学のアルベール・フェール教授とともにノーベル物理学賞を受賞。この発見は小型ハードディスクなどで情報の記憶容量が飛躍的に増すなど、エレクトロニクス分野の発展に大きく貢献した。親日家で度々来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報