ほこえる

精選版 日本国語大辞典 「ほこえる」の意味・読み・例文・類語

ほこ・える

  1. 〘 自動詞 ヤ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ほこ・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「誇る」と同語源の語という )
  2. よく生育する。繁茂する。肥え太る。大きくなる。
    1. [初出の実例]「医師の許にて ほこゆるは露のかげんぞ薬草〈梅盛〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)三)
  3. 繁栄する。ほこりさかえる。増大する。
    1. [初出の実例]「身上段段にほこへて、漸く蔵に燈明を上んとせし折ふしなれば」(出典:浮世草子・立身大福帳(1703)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android