薬草(読み)ヤクソウ

  • やくそう ‥サウ
  • やくそう〔サウ〕

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 薬になる植物。薬用植物。
※田氏家集(892頃)下・菊花「常愁薬草少精神、始採寒英自有因」
※随筆・奴凧(1821)「四谷に薬草吉兵衛といふ植木屋あり薬草多しとて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の薬草の言及

【生薬】より

…また医薬品として利用されるものは,成分製剤原料であるとの考え方からdrug materialという言葉もよく使われる。 生薬に関連する日本語の用語として薬用植物,薬草,漢方薬民間薬,和漢薬などがある。薬用植物と薬草はほぼ同意義に使われるが,薬用植物中には薬木(やくぼく)も,またアメリカでは抗生物質を生産する放線菌なども含めている。…

【薬用植物】より

…薬用に供しうる植物の総称。草本のときには薬草という。広義には古代から経験的に病気の治療および予防に用いられてきたもののほかに,医薬品の原料となるもの,香辛料嗜好品,薫香料,香粧品や,未開社会において食糧を得るための矢毒や魚毒なども含まれる。…

【山】より

…山の木は,その根さえも灯火用などの需要があり,ウルシは,樹液と実との効用から本数を登録される例があり,イボタ蠟など山林の虫類産物も,小物成として徴されもした。古来の有力農民や寺で,家伝薬配布例が多いのは,その山野支配に由来する面をもつが,幕府や諸藩も山地薬草探索に熱心で,採薬者の深山への旅は,本草学を軸とした自然誌理解を進めた。薬としては,熊の胆を筆頭とする山の動物も重要であったが,動物類では,鷹の幼鳥捕獲が,とくに幕府の大きな関心事であった。…

※「薬草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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