ホルンフェルス組織(読み)ホルンフェルスそしき(その他表記)hornfels texture

岩石学辞典 「ホルンフェルス組織」の解説

ホルンフェルス組織

強い接触変成作用によって形成される特有の組織.通常は原岩よりもやや粒度が粗く,一般に変形を受けていない.細粒または粗粒片理裂開はなく,構成鉱物は大体等粒であり,片麻状,片状,粒状とは区別される.この組織をもつ岩石ホルンフェルス.また,新しい変成鉱物の点紋(spot)が形成されることがある.ホルムスは鉱物の点紋を含む組織をマキュローズ(maculose)組織とした[Holmes : 1920].ラテン語maculaは班点の意味.しかし,マキュローズ組織という語はあまり使用されていない.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

関連語 macula

関連語をあわせて調べる

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む