ぼくらの七日間戦争

デジタル大辞泉プラス 「ぼくらの七日間戦争」の解説

ぼくらの七日間戦争

①宗田理による小説。東京・下町の中学生たちが、廃工場を「解放区」として立てこもり、管理主義を振りかざす大人たちへの闘いを挑む。1985年刊行。以後、「ぼくらの天使ゲーム」「ぼくらの大冒険」など、四半世紀にわたり続編が刊行された“ぼくらシリーズ”の第1作。発売から30年以上となる2018年、ポプラ社が主催する「“こどもの本”総選挙」において、2010年代刊行の作品が大半を占める中、8位に入賞し話題となった。
②1988年公開の日本映画。①を原作とする。監督・脚本:菅原比呂志、脚本:前田順之介、録音:辻井一郎。出演:宮沢りえ、五十嵐美穂、安孫子里香、菊池健一郎、鍋島利匡、田中基、大沢健ほか。校則に反発した中学生たちが廃工場に立てこもる。第43回毎日映画コンクール録音賞、スポニチグランプリ新人賞(宮沢りえ)受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む