ポイキリティック組織(読み)ポイキリティックそしき(その他表記)poikilitic texture

岩石学辞典 「ポイキリティック組織」の解説

ポイキリティック組織

多数の小さい粒状の鉱物が,他の相対的に大きな結晶の中に取込まれている組織.包まれた結晶は一般に不規則無方向性で一様に分布している.最初ウイリアムスはpoeciliticとした[Williams : 1886, 1893].この語は二畳紀と三畳紀の変化に富んだ堆積物に用いることがある.ギリシャ語のpoikilosは斑点のあるという意味.包む結晶を主晶(oikocryst),包まれる結晶を客晶(chadacryst)という.大きな主晶は光学的にも結晶学的にも連続性があり,包有物は多量にあり丸みを帯びた形をしている.篩状(sieve)という場合もあるが,この語は一般に変成岩にもちいられ,ポイキロブラスティック(poikiloblastic)組織とよばれる[Bowes : 1989].セミペグマイト状組織(semipegmatitic texture)[Johannsen : 1931].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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