マクセンティウス(その他表記)Marcus Aurelius Valerius Maxentius

改訂新版 世界大百科事典 「マクセンティウス」の意味・わかりやすい解説

マクセンティウス
Marcus Aurelius Valerius Maxentius
生没年:?-312

ローマの奪帝。在位306-312年。マクシミアヌスの実子。父の退位後ローマ市で近衛軍を率いて蜂起して帝位を僭称し,イタリア,アフリカ,ヒスパニア(スペイン)を領有するにいたった。キリスト教徒迫害を停止したが,のちガリアに興ったコンスタンティヌス1世と対立し,彼のローマ進撃を迎え討とうとしてローマ郊外ミルウィウス橋で敗れ,部下2000人とともにティベル(テベレ)川で溺死した。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 松本

世界大百科事典(旧版)内のマクセンティウスの言及

【コンスタンティヌス[1世]】より

…これに対しガレリウスは彼を副帝としか認めず,西の正帝には輩下のセウェルスを任命した。306年秋ローマ市でマクセンティウスが蜂起してのち帝国は混迷の度を深めてゆく。マクセンティウスの父で引退の身のマクシミアヌスが復位を宣言してコンスタンティヌスに接近し,娘ファウスタを彼の妻とし,マクシミアヌス父子との結びつきは一時強まった。…

※「マクセンティウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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