マズダキズム(その他表記)Mazdakism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マズダキズム」の意味・わかりやすい解説

マズダキズム
Mazdakism

マズダ派ともいう。マニ教の一分派として古代ペルシアに発達した二元的宗教。マニ教分派としての活動はすでにディオクレチアヌス帝治下 (284~305) のローマで行われていたらしいが,それが顕著となったのは5世紀後半であり,マズダク・イ・バンダド Mazdak i Bamdadの布教活動により,この新宗教の名称も彼の名に従った。世界の根本原理は善と悪あるいは光と闇の対立によるものと考え,光の世界に到達するための厳格な禁欲生活を課した。ササン朝のカワード1世治下 (488~531) では保護されたが,のち禁止されイスラム教化以後は弾圧された。

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