マホメット教(読み)マホメットキョウ

デジタル大辞泉 「マホメット教」の意味・読み・例文・類語

マホメット‐きょう〔‐ケウ〕【マホメット教】

イスラム教の俗称。主にヨーロッパで用いられた。

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精選版 日本国語大辞典 「マホメット教」の意味・読み・例文・類語

マホメット‐きょう‥ケウ【マホメット教】

  1. 〘 名詞 〙イスラムきょう(━教)
    1. [初出の実例]「諸教を混合して、馬哈黙教を造立す」(出典:輿地誌略(1826)二)

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世界大百科事典(旧版)内のマホメット教の言及

【イスラム】より

…イスラムそれ自体が宗教の名であるから,イスラム教と呼ぶ必要はない。かつて欧米ではモハメッド教,マホメット教Mohammedanism,中国で清真教,回回教,回教,日本でも回教と呼ばれたことがあるが,正しい呼称ではないために現在ではほとんど用いられなくなっている。
[拡大するイスラム]
 610年にメッカでムハンマド(日本ではしばしばマホメットと呼ばれる)がイスラムを創唱したとき,その教えを信じてムスリムとなったのは,妻ハディージャ,いとこのアリー,友人アブー・バクルなどわずか数人にすぎなかった。…

※「マホメット教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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